プロジェクト概要

プロジェクト立ち上げの背景

発起人が重度の障害者になり気づかされたこととして、「世の中こんなにバリア(障害)があったんやぁ。」でした。車椅子ユーザーの行動範囲の狭さに愕然としたんです。自分は健常者として生まれて大人になり、それこそ好きな所や行きたい場所に今までは、どこにだって行くことができていました。しかし、車椅子ユーザー歴が長い方や、生まれつき足に障害がある方たちは、「色んなことをあきらめて生活してるんかな?」「共生社会を目指すとはいうものの、自然体験やインフラが整ってない地域への旅行ってあきらめるしかないんかなぁ」と悶々としていました。

20年以上アウトドアの魅力を伝えてきましたが、「あの感動をたくさんの人に実感してほしい!」「リアルに感じてほしい!」と一念発起。ALSになり初めて気づいた社会課題。トレイル用の車椅子で障害者が山やアウトドアを楽しめる世界を目指す、このプロジェクトの背景です。

プロジェクト概要

現在の状況は、まずアウトドア・オフロード用車いす(トレイルライダー)をカナダから輸入し、レンタルやサポートができる環境を整えます。そして障害者の自然体験を実現していきます。将来的には、事業で得た経験を基に国産の電動アシスト付き車いすの開発を目指します。

カナダ発!トレイルライダーとは?

トレイルライダーは、障害者が自然を楽しむための単輪全地形対応車いすです。カナダのブリティッシュコロンビア州で生まれ、岩場や狭いトレイルも介助者2名でスムーズに移動可能。1990年代、障害者のアウトドア体験を広げたいという情熱から、ブリティッシュコロンビア移動機会協会(BCMOS)が開発。以来、山や国立公園で愛用され、障害の壁を越えるツールとして進化を続けています。軽量で折りたたみ可能な設計は、環境にも優しく、山道での使用にも最適。誰もが自然の美しさを感じられるよう、愛媛からこの夢をスタートさせます!

スケジュール

トレイルライダーで自然をバリアフリーにする夢を、皆様と一緒に進めます!以下の予定でプロジェクトを動かします。

2025年8月上旬~9月:クラウドファンディング(実施済み)
トレイルライダー購入資金を集めます。
2025年9月~10月:トレイルライダー輸入(実施済み)
カナダからトレイルライダーを輸入。実際の山でのテスト準備を整えます。
2025年11月:テスト登山
愛媛の石鎚山でトレイルライダーをテストし、障害者も楽しめる登山を体験します。
2026年初頭:レンタル事業スタート
輸入したトレイルライダー2台を使い、走行ノウハウを伝えたり、人的サポートを行っていく事業を開始します。
2026年以降:国産トレイルライダー開発
日本製の電動アシストモデル開発を始め、誰もが自然を楽しめる未来を目指します。
一緒に夢をスタートさせましょう!